当院へ来院していただく患者さんのうち、他院での治療のやり直し(やり変え)の頻度は比較的多いのですが、やり直しといっても大きく分けて2つのパターンに分類されます。
ひとつは、せっかく治療されたのですが満足のいく結果が得られず、治療後比較的短期間のうちに当院を来院され、治療に踏み切ったケースです。

例えば下記の症例のように、ラミネートベニアによる審美歯科修復を行った結果、充分な結果が得られず、オールセラミックによって治療のやり直しをさせていただいたものです。
 
before1 after1
術前(他院にて) 術後
術前、術後を比較すると、明るさと温もりを感じる口元となりました。


もう一つのパターンは用いた材料の特性による経年的変化が生じ、新たに、より良い材質に変更するためのやり変えを行うようなケースです。
下記の症例のように、経年的変化により摩耗、変色、歯質との境界面不適合が生じ、より審美的であり、強度(耐摩耗性)に勝るとされる材質(今回はE-max)へ変更をさせていただいた症例です。
今回の治療は左右の第一大臼歯です。
保険適応の材料で白く治療をされたのですが、もともとかみ合わせと食い縛りが、やや強い方なので、早期に磨り減って一部脱離してしまっています。
 
before2 after2
術前
約3年ほど前の治療だそうです
術後
E-maxで治療いたしました

これらのように同じ「白い歯」「審美歯科」と言っても、材料や考え方が日々進歩しております。同じようなお悩みをお持ちの方は是非ご来院ください。
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