ムシ歯や外傷によって、やむなく歯の神経(歯髄)を除去した歯(無髄歯)は、 数年で茶褐色に変色してきます。それとともに、歯質は弱り、脆くなり、破折のリスクが高まります。
最も確実な修復方法はオールセラミックによる修復です。
オールセラミッククラウンは金属を一切使用しないかぶせ物なので、従来のかぶせ物のように歯ぐきのラインが黒く見えたり、将来的に歯ぐきが下がることがあっても、審美性が保たれます。 また金属アレルギーに対して不安をお持ちの方にとって、安心してお使い頂ける材質です。
術前写真
左上中切歯の変色
術後写真
オールセラミックによる修復
オールセラミッククラウンの審美的に優れている点は、歯ぐきに近いところの 自然観と切端部(切縁部)の透明感にあります。
治療内容
前歯1本の色調を改善したいとの主訴で来院されました。 自然の歯に色を合わせるように、素材を選び支台を1本設置し、仮歯1本、被せ物を1本使用し4回の来院で自然な仕上がりとなりました。
治療費(自費)
総額¥113,000